ふう。
今日こそ、朝稽古に行こうと思っておった
わけですが……。
やっぱ、ちいときついなあ。
今週まではもう、年末進行締め切り週間
ということで、あきらめるしかないな。
まあ、週末の忘年会には、何があっても
顔出しますけどね。(あはは)
いやいやしかし。
やっぱ、毎日の新聞連載が入ると、実に
せわしないです。
1回2枚ちょっとで、19回分。
枚数にすれば、短編1本分だから、それ
ほどでもないんだけど、
紙面変われば、品変わる
で、毎日には毎日の「勘所」ってものが
ありましてな。
40枚近く、サクッと書いてしまえばいい
というものでもないのです。
同じ新聞連載でも、週1と毎日は、これ
また、全然違うんですなあ、実に実に。
さらに、途中途中で、他の仕事に切り替
えなきゃならないわけだけど。
また、それぞれの仕事には、それぞれの
勘所があって。
そのたびに、それに合った頭や手を作る
という作業から始めなきゃならんわけです。
十種競技をやってるようなもんですな。
その切り替え時。
わしらは、ダラダラとテレビを見てたり、
ゴロゴロ寝てたり、ネットサーフィンして
みたり、マンガ読んだり、映画見たり、
こうして、ブログなどに思いつくままの
文章を書いてたりするわけですが。
これが、ハタから見ると、どう見ても、
すんごく怠けてるようにしか、見えない
わけです。
脳内作業は、わからんですもんね。
でも、どうしても、この時間は必要なん
ですよねー。
頭や手を、その仕事に合ったように
慣らしていく時間なんです。
そうして、頭の中で、ネタを練り直したり、
構成を何度も組み立て直したりして、
覚醒してきて、やっと書きだすわけです。
逆に、書きだした頃には、ほぼ頭ん中で
できてるから、書きだすと早いわけです。
つまり。
締め切りがひしめいてるときは、
慣らし→練り→覚醒→リセット
を、延々と繰り返してるわけです。
けど、仕事してるふうに見えるのは、
覚醒してるときの、ほんの一瞬だけ。
あとは、脳内作業だから、様子だけを
見てると、何もしてないように映ります。
で、「怠け者」となるわけですな。
もう、慣れましたけど。(笑)
創る関係の人は、みなさん、そうだと
思うんだけど。
いったん、頭が仕事モードに入ると、
寝てる時以外は、どこにいても、何を
してても、そのことばかり考えてます。
長編で追い込んでるときは、夢の中で
考えてるときもありますわな。
ボーッとしてるように見えて、24時間、
フルで仕事してるんですよね、実は。
しかししかし。
それもまた、誰の目にも映らない作業。
やっぱり、ナマケモンです。(爆)
まあでも、どの仕事も、勘所ってのが
あって、その勘所をつかむまでには、
似たようなことしてるんやろなあ、と
思ったりもします。
と。
朝っぱらから、こんな文章をダラダラと
書いてる今は。
まさに、慣らし→練り→覚醒の途中。
夜な夜なずっと、この作業を繰り返して
いるわけですが。
まだまだ終わりそうにありません。
今日は、寝られんな……。
堂ちゃんのかわいさだけが、一服の
清涼剤でございます。
(ホンマ、好きやねえ、堂ちゃん)