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独宴会

ひんやりとした秋の夜。

サンマの缶詰をつまみに、
独り傾ける缶ビール。



耳を澄ませば。

聞こえてくるのは虫の声。

紛れ込んだ小さな羽虫が
机の端で踊ってる。



ほんのり汗ばんだ肌を。

秋の夜風がさらっていく。



白い土壁と畳の香りに
抱かれて。

のんびり過ぎゆく独宴会。



煙草を咥えて。

ひと息ついて。



そろそろやるか、と

筆を取る。



嗚呼、楽しきかな。

○○荘での物書き人生。




 

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