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乾いた雑巾、絞ります

今日は。

春の匂いがするのに、寒いっすな。



春は、ホントに。

あったかいかと思えば、寒くなるし。

晴れてたかと思ったら、すぐ曇るし。

コロコロと状況が変わって落ち着かない。




ネタをこねてる最中も、こんな感じ。

イケると思ったら、穴が見つかり。

これだ! と思って、一晩寝たら、また
新たな線が見えてきて、悩んだり。

惑うこと、この上なし!



一本思考のものを考えるときは、まだ、
苦労はしないんだけど。

事件モノを考えるときは、この作業を
ギリギリまで、延々と繰り返す。

春の天気のように、コロコロ、です。



でも、ここで妥協しちゃうと、

「つまんねー」

とか、

「ダメじゃん」

とか言われて、最終的に自分が凹まされる
ことになるからなあ。



作品についての評価って、何はどうあれ、
最後には、著者本人がすべてかぶることに
なるからね。

時間がかかって、申し訳ないなと思うときも
あるけども。

折り合いは付けても、妥協はしちゃいけない
んだよねー。

省けないとこです。




ホンマでも。

物を書くってのは、乾いた雑巾を絞る作業
だわね。



カラッカラに干涸らびてる雑巾を、さらに、

まだ、何かあるんちゃうか?

とねじ切れるまで絞りまくる。



ほんで、ようやく出てきた水滴一粒が、

これや~ん♪

ってなるから、また、おもろい。



それは、涙か、血の汁か。

はたまた、鼻水かはわからんけども。

(今の時期は、間違いなく、鼻水wwww)




昔、お世話になった大先輩の作家さんに、

「作品を書くってことは、命を削ること。
物書きは、その業からは逃れられないよ」

と言われたけど。

ホンマ、そういうことなんやろなあ~。

それだからこそ、自分の書いた物には、
愛着があるんけどね。




とまあ、ぶつくさ言ってないで。

今日も、がんばって。

乾いた雑巾、絞りましょ☆



いやいや、その前に。

腹が減っては戦は出来ぬ

ので、メシ食おっと。(笑)




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