血が欲しいとカラダが吼える
たまに、ニラレバが食べたくなる。
レバーは嫌いなのだが、近所のラーメン屋の
ニラレバ定食だけは、ギリセーフ。
薄く切ったレバーを、一度、素揚げしてくれる
ので、あの独特の臭みが飛ぶ。
味付けもいい。
カラダが、「血をくれ~!」とざわつくときは、
ここのニラレバ定食を食べることにしてる。
カラダってのは、実に素直なもので。
果物や野菜もあまり食べないのだが、時折、
無性に食べたくなるときがある。
そういうときは、間違いなく、身体の中で
何かが足りていなくて、不足した何かがある
食べ物を求めるんだろう。
だから、そうしたカラダの声には素直に従う。
素直に従ったときの嫌いな食べ物というのは
なぜか、とってもうまい。
おかげで、大嫌いだった春菊や牡蠣フライも
食べられるようになった。
ただ、唯一、どうしてもダメなのは、納豆。
こいつだけは、食いたいと思わない。
食えなくはないが、うまいと思ったことは、
過去にたったの一度もない。
天敵みたいなものだ。
糸切りのうまい人を見ると、それはそれで、
いいなあ~、と憧れるけれど。
生涯、自ら好んで喰らうことはあるまいな。
近頃、カラダが重い重いと文句を垂れてる。
そろそろ、稽古に復帰したいが……。
また、寝る間もない激務が始まる。
重くて動かなくならないようには気をつけよう。
| 固定リンク