昨日、寝落ちしたあと。
緊急地震速報で起こされた。
テレビを点けると、関東から九州まで真っ赤。
こりゃ、誤報だろうなあ、と思ってたら、その
とおりだった。
もしあれが本当だったら、それこそ日本沈没
だもんね~。
今回の誤報を受けて、気象庁を、“おおかみ
少年”呼ばわりしてた人がいたけど。
緊急地震速報に関しては、これでいいと思う
んだ。
精度は上げてほしいけど、そうしたデータが
出た時は、誤報を怖れず、告知してほしい。
100回が誤報でも、たった1回が本物なら、
それで助かる人たちもいるわけだから。
わしら側が、「どうせまた~」と思わないこと
だわね。
そいや、この時期、戦争関連の番組が多く
なるけども。
そうした番組の中に、若い子が広島や長崎
に、原爆が投下されたことも知らなければ、
アメリカと戦ったことすら知らない、みたいな
インタビュー映像があるけど。
あれ、ホントなの?
やらせとちゃうの?
ホントだとしたら、深刻だなあ、と感じる。
別に反戦は気取らなくても。
戦争体験者の話を聞いてたら、戦争なんて
ごめんだわ、となるのは当然。
知らないということが、もっとも怖い。
なんでかなあ、と思い返してみる。
わしが、戦争のことをいろいろと知ったのは、
そうした特番だったり、マンガだったり、映画
だったり、親や祖父母の話だったり。
そうした映像やら、作品やら、話に触れる
機会が多かったな、ということを感じる。
今、地上波で戦争映画はやんないもんね~。
ガラスのうさぎとか、衝撃だったわ。
そいや、はだしのゲンが左まきだ~とか、
騒いでる人らもいるけど。
アホかと思うわ。
そのまんま読んだら、あの時代の悲惨さや
それでも生きようとする強さなんかが、ひし
ひしと伝わってくる。
そんな中で、こんな経験はしたくないな、と
子供心に感じる。
イデオロギーで見るものではないよね。
原爆の話と原発の話を一緒くたにすることも
ないんだわな。
そういうことをすると、アンチや関わりたくない
人たちが敬遠して離れていく。
戦争のイデオロギー利用が、戦争があった
ことすら知らない人々を増殖させる一因だと
思ったりもする。
戦争の話って、何でもそうだと思う。
戦地へ送られたおっちゃんたちでも、戦争を
肯定する人もいれば、全否定する人もいる。
けど、誰もが決まって言うのは、戦争なんか
ないほうがいい、ということ。
実体験した人の言葉は重みがある。
聞いてたら、そりゃそうだと子供心に思う。
それでいいんだと思うがね。
そうした話を、ありのまま届ける機会が、
今はちいと少なすぎるのかもしれんね。
戦争を経験した人たちが生きている間に、
そうした話は聞いておくべきだと思う。
今日は長崎への原爆投下の日。
こういう時期には、どこでもそうした話をして
いるものなので、せめて、こういう日くらいは、
戦争の話に触れてほしいなあと思う。
わし的には。
黙祷したまま、寝落ちしないように、気を
つけよう。w