感覚リセット
中公さんに詰めて、著者校。
ホント、編集さんや校閲さんやDTPさんに
がんばっていただいているので、体調がぁ
なんてことは言ってられぬ。
ホンマ、感謝しきり。m(_ _)m
で、合間に校閲さんたちとも、話をさせて
もらったのですが。
話を聞きつつ、ちいとわしの中の感覚を
リセットせねばなあ……と、実感。
わし、その昔、官能文芸誌の編集をして
いたわけですが。
わしがやっていた方法と、各社の編集
さんが取っている方法は、まるで違う。
つか、わしの方が、ヘンだったのね。(^0^;)
時々、校正や校閲、ゲラ出しなど、なぜ
そんなに時間がかかるんだろう……と
不思議だったんだけど。
昨日、話しながら、納得☆
わしの場合、著者校も校閲も吹っ飛ばして、
ほぼ原稿ママで、誌面作ってたし。
落ちたら、自分で書いて埋めるなんてこと
もしたりしてたし。
印刷所のおっちゃんともツーカーだったので、
融通は利きまくってたし。
なので、一人でやってたとはいえ、早いわね、
そりゃあ。
んでも、それは、小出版で一人でやってた
からできたことで。
大きくなればなるほど、そうはいかなくなる。
ゲラの出し方も各社違うし。
印刷所との関係性も、各社で違う。
電子でも違うもんねえ、いろいろと。
なので、なぜこんなに早く? ということも
あるんだけど、それは各々の事情でしょう。
そのあたりを、つい、わし個人の感覚で
やってしまうことがあるので、いろいろと
迷惑をかけてしまう。
出版全体の流れを知っているのはいい
ことだとは思うけど。
この“個人の感覚”は、リセットせなアカン。
これは、通用しない。(笑)
感覚リセットも含めて、スケジューリング
せねばなあ……と、思った次第。
どの世界もそうだけど。
昔の方法論に固執すると、やっぱ疲弊して
立ち行かなくなる。
成功体験があればあるほど、そこにしがみ
ついて、自滅する。
自分の感覚がずれていないか。
時々、見直さなアカンですな。
まだ、激務中なので。
一段落したら、整えよう。
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