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2020年雑感

2020年も終わりますね。

 

いろいろ思うとこはあれど、個人的には師走のコロナ

感染で、吹っ飛んでしまいました(ーー;)

 

この頃、なぜ、かかってしまったんだろう……と考える

ことも多いのですが、大きな原因の一つは、

 

「周りにコロナはない」

 

と思い込んでいたことです。

 

正常性バイアスというそうですが、わしが、少しでも

「ウイルスはどこにでも潜んでいる」という頭を持って

いれば、もっと予防に力を入れていたことでしょう。

 

東京の感染者が1日1000人を超えた今、コロナは

周りにない、ではなく、そこかしこにウイルスはあると

思って行動するしかないんでしょう。

 

わしも再感染する確率は小さいものの、他にウイルス

を持ち込むのは嫌なので、今さらながらですが、消毒

や手洗いなどを徹底しています。

 

ほんと、みなさん、「ウイルスはそこかしこに潜んでいる」

と思って行動しましょうねー。

 

おまえが言うな、ですけどww

 

 

自分事とは別に、新型コロナウイルスというのは、ある

意味すごいなあ、と思うところもあります。

 

わずか0.1ミクロンのウイルスが、これまでの人々の

コミュニケーションのあり方を、根本から変えてしまい

ました。

 

なんせ、向かい合って話すだけで、移っちゃうよ~って

相手なんで、対面コミュニケーションなんて取れたもの

ではありません。

 

さらに、多くの人に会えば会うほど、リスクは高まると

いうんだから、必然、コミュニティーの単位は小さくなら

ざるを得ません。

 

おまえら、半径5メートル以上付き合い広げると、おれ

襲っちゃうからね、と言われてるようなもんです。

 

重症化を防ぐ治療薬やワクチンが確立されない限り、

これが続くというんだから、たまったもんじゃありません。

 

リモートがそうした人付き合いの希薄化を防ごうとして

いるものの、対面慣れした現代の人々がネットワーク

の味気なさを越えていくには時間がかかるでしょう。

 

その間、人付き合いは限りなく制限され、コミュニティー

は矮小化していくのでしょう。

 

まさか、こんな時代が来るとは思いもしませんでした。

 

しかし、どんなに嘆こうと、もはやコロナ禍以前の生活に

戻る術はなく、こうした状況を織り込んで、新たなコミュ

ニケーションの取り方を模索するしかありません。

 

一方で、それほど大きく、社会が変わる時だからこそ、

何かしらのチャンスはあるんだと思います。

 

新しいスタイルを確立して定着させた者が、ここから先、

何十年と続く時代の先駆者となり得る。

 

これもまた、すごいことだなあと思います。

 

とんでもないゲームチェンジャーが現われたものです。

 

しかし、それも必然だったのかなあ、とも思います。

 

今までの営みに、閉塞感や手詰まり感があったことは

否めません。

 

みんな、どこかで何かを変えなきゃとわかっていながら、

なかなか一歩を踏み出せない。

 

そこにコロナが出現し、強制リセットを始めた。

 

なんか、そんなふうにも感じるのです。

 

 

2021年も、厳しい状況はあまり変わらないような気も

しますが、個人的にはこの大きな時代の変化を見つめ、

自分にできることがあるなら、役割は果たしていきたい

と思ったりもします。

 

来年はこれまでの習慣やら常識をいったん頭の中から

捨てて、いろいろ試行錯誤する1年になるのかなという

予感がしています。

 

とにもかくにも、予想だにしなかった大変革時代、一人

一人の知恵を絞って、乗り越えていきましょう。

 

良いお年を。

 

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発症前から退院後までのまとめ(長くてすみません)

東京も、1000人/日が、現実味を帯びてきました。

みなさん、気をつけていると思うんだけど、それでも

止められない感染状況、ほんと、しんどいですね……。

 

といって、ヤケになっては、それこそウイルスの思う

ツボなので、消毒、手洗い、マスクなどなど、できる

ところをがんばりましょう。

 

 

昨日今日は、だいぶ調子もいいんですが、困るのは

シャワーです。

 

やはり、入浴は体力を使うようで、冬場のせいもあり、

心臓に負担をかけるので、とてもしんどくなります。

 

とはいえ、浴びなきゃ、スメルマンになってしまうので

ゆっくり、時折休みながら浴びてます。

 

湯船に浸かるのは、もうしばらく無理そうです。

 

 

さて、今日は発症前から退院後までのことを簡単に

まとめておきたいと思います。

 

 

◎発症前5日~前日まで

 

なんとなく、だるさがいつもよりは強い感じがあった

ものの、熱はなく、食欲もありました。

 

味覚、嗅覚にも変わったところはなく、人と会って

いても、特にしんどいなあ、という感じはなし。

 

ただ、多少の息切れは感じていました。

 

シャワーの後とか、電話で話した後、ちょっと早足で

歩いた後など。

 

しかしこれも、よくあるといえばよくあることで、少し

疲れてるかなあ、と感じた程度でした。

 

あの生温かい手で締められるような頭痛は、発症

3日前くらいから感じていました。

 

 

◎発症当日

 

前日、うちで飲みながらの打ち合わせをしていて、

9時間ぐらい寝て起きた時、頭が重いので、熱を

測ってみたところ、37.5度。

 

すぐに市販の薬を飲んで寝ましたが、寝汗を掻く

ことはなく、熱が下がらず。

 

数時間後に測った時には、38.6度と、いきなり

上がっていました。

 

わし的には、インフルの時も同じような上がり方

をするのですが、倦怠感と息苦しさはインフルと

違っていました。

 

汗を掻かないのも気になりました。

 

さらに、わしは熱が出ても、メシが食える人なん

ですが、この夜から一切食欲がなくなり、吐き気

などはないのに、胃が食べ物を受け付けなくなって

しまいました。

 

それでも食わなきゃ治らないってんで、無理やり

メシを口に突っ込んでましたが、21時頃にようやく

匂いも味も感じていないことに気づきました。

 

 

◎発症2日目

 

日曜だったので、とにかくこの1日はしのがないと、

かかりつけ医にかかれないので、ひたすら市販薬

を投入し、寝ていました。

 

この頃、口に入れていたのは梅干しと水のみ。

 

茶やコーヒーを淹れても味がしないし、そうした

作業すらしんどいほどでした。

 

ただ、なぜか、塩味だけは感じられました。たぶん、

梅干しが美味しかったのも、酸っぱ味よりは塩味

だったのでしょう。

 

熱は38度以下には下がらず、夜中には39.1度

まで上がっていました。

 

その頃にはふらついていましたが、高熱のふらつき

とは別に、ふわっとしためまいが出始めたのもこの

頃です。

 

おそらく、肺炎症状などが進んでいて、酸欠状態に

あったものと思われます。

 

基礎疾患、持病持ちの人は、遅くとも、この時点で

救急車を呼んだ方がいいと思います。

 

 

◎発症3日目

 

朝、かかりつけ医に連絡する準備を進めていた時、

意識を失い、倒れました。

 

数分後、大量の汗をかいて目覚め、なんとかかか

りつけに電話できました。

 

この時、呼吸はさほど苦しくなかったのに、ふわり

としためまいとふらつきはひどかったですね。

 

電話後、這いずるように布団に潜って寝て、指定

時間に病院へ行き、解熱剤とPCR検査センター

への案内をもらい、帰宅。

 

解熱剤はよく効きます。で、熱が下がっている間は

意外と動けるので、その間に徒歩で片道40分の

検査センターを往復しました。

 

公共交通機関は使えないし、タクシーくらいしか

移動手段がないんですが、万が一、運転手さんや

その後乗り込んだお客さんに移しては……と思うと

徒歩という選択しかありませんでした。

 

なんとか検査を終え、帰ってきた時には、ほどよく

汗もかいていたせいか、嘘のように体は軽くなり、

治ったのかと思ったほどでした。

 

が、依然、食欲はなく、もちろん、味も匂いもなく、

といった症状は続いていました。

 

個人差はあるんでしょうが、楽になると、ほんと、

健康体か? とまがうほど、体が軽くなるのも、

特徴的だなと思います。

 

インフルは、そういうことはないので。

 

あとは、解熱剤を飲んで、ひたすら梅干しと水で

しのぎ、寝るだけでした。

 

 

◎発症4日目

 

昼前に、かかりつけ医から、PCR検査の結果が

陽性だとの連絡がありました。

 

そこからは、各方面に連絡を取りながら、保健所

からの電話に対応していました。

 

気が張っているせいか、しんどいながらも電話や

メールの対応はできていました。

 

この時の熱は36.3度くらい。

 

この日は上がっても、37.5度はいかない程度

でした。

 

いくら、解熱剤が効いているとはいえ、38度超

の高熱が嘘のように消えてしまうのも、コロナの

特徴的なところです。

 

人によっては、これで治ったと思うでしょう。

 

夕方、宿泊、もしくは、入院先の選定は明日に

なるとの連絡を受け、入院療養準備を整えて

あとは寝ました。

 

 

◎発症5日目

 

寝起きは、だるさは相当だったんですが、やはり

熱は37度前半で、苦しさはなし。

 

休み休みながら家の片づけもできるほどでした。

 

正午過ぎ、保健所から、入院先が決まったとの

連絡があり、バタバタと準備して、迎えの車に

乗って、病院へ。

 

その頃も熱は37度程度で、体が楽すぎ、入院

という状況にピンとこない感じでした。

 

が、CT検査の結果、右肺に薄い影があり、要

安静ということになりました。

 

失神が気になるとのことで、この日から3日間、

心電図を付けられ、モニタリングされていました。

 

その日は結局、熱は平熱に戻り、ただベッドで

寝るということになりました。

 

 

◎発症6日目

 

その日も、朝はなんともなかったものの、午後

から37.6度の熱が出たので、解熱剤を飲み、

1日中寝ることに。

 

一度、熱が上がり出すと、それまでの軽快感が

嘘みたいにしんどくなるのも、コロナの特徴的な

ところです。

 

なんか、いい時と悪い時の差が激しいですね。

 

また、この頃から、下痢と吐き気の症状が出て

きて、少しきつくなってきました。

 

 

◎発症7日目

 

この日、ようやく、味覚と嗅覚が少しだけ戻って

きて、ありがとー! と喜んだものの。

 

胃のむかつきが止まらず、出された食事は半分

も食べられませんでした。

 

このあたりから、白飯もダメになってきました。

 

熱は37.5度前後をうろうろ。ついでに咳も出る

ようになり、夜は寝苦しかったですね。

 

それでも、心電図はようやく外されました。

 

 

◎発症8日目

 

午前中は胃のむかつきで気分が悪いまま。

 

午後から38度超えの熱が出て、寝たり起きたり

を繰り返すことに。

 

ただ不思議なのは、20時過ぎもまだ38度超の

熱があったにもかかわらず、体はとっても楽、と

いう状態に。

 

わけがわかりませんでした(^^ゞ

 

 

◎発症9日目

 

熱は37.5度前後で落ち着いたんですが、朝の

検診で、血中酸素濃度が下がっていました。

 

苦しくないか? と、何度も訊かれたんですが、

特に息苦しさはなく……。

 

ただ、この血中酸素濃度の低下は、コロナでは

危険な兆候なので、定期検診時刻以外にも、

看護師さんが測りに来てくれました。

 

昼過ぎ、ようやく、酸素濃度も正常値になり、夜

には37.6度の熱が出たものの、解熱剤を飲み、

その日は就寝しました。

 

肺炎の危険が高いのは、発症直後と発症から

7日~10日の3日間だということだったので、

これが、治癒前の最後っ屁みたいなウイルスの

悪さだったようです。

 

 

◎発症10日目

 

この日、頭痛はあるものの、熱は上がらず。

 

その他風邪のような症状のずいぶん落ち着いて

きて、良くなってきていることを実感。

 

あとは、ここから3日、発熱や酸素低下といった

症状がなければ、退院です。

 

退院の条件は、発症から10日が経ち、なおかつ

発熱等の症状が3日間治まっていること、です。

 

結局、37度を超えることなく、この日を終えました。

 

 

◎発症11日目

 

この日も1日中、熱は平熱。

 

体もずいぶん楽になってきましたが、コロナで忘れ

かけていた、ちくのうに悩まされるということに。

 

逆に言えば、それも気にかけられないほど、ずっと

しんどかったんだなあ、と感じた次第です。

 

 

◎発症12日目

 

頭痛と倦怠感はあるものの、しっかり平熱。

 

朝、採血される。これで問題なければ、明日退院

とのこと。

 

午後、病室でドタバタもありつつ、16時過ぎに、

担当医から退院決定の報せが。

 

なんとかその夜も熱は出ず、就寝。

 

 

◎発症13日目

 

朝、36.5度で検診もクリアし、9時半に退院。

ちょっとしんどくて、息切れもするが、まあよし。

 

帰ってきてすぐ、アルコールやら何やらを買いに

行き、病院へ持っていったものも洗濯したりと、

家の中の消毒作業。

 

バタバタ動くと、やたらしんどくなるので、休み

休みに作業を続け、コーヒーとタバコで一服して

みたところ、あまりにまずくて断念。

 

良くなったと判断されて戻ったものの、独りに

なると、やっぱちと怖いので、タバコは片づけて、

各方面に連絡。

 

シャワーも浴びましたが、きつくてぐったり。

 

白飯はまだダメなので、パンを少しかじって、

早々に寝ました。

 

 

◎発症14日目

 

この日もしんどく、めまいもするので、ゆっくりと

各方面への連絡やら、片づけやら。

 

良くなったはずだけど、もしも、治ってなかったら

……と思うと、なかなか不安です。

 

万が一があるので、誰かに来てもらうこともでき

ませんしねー。

 

コロナ後、メンタルをやられる人が多いという話

もありますけど、この不安感はしんどいでしょうね。

 

ただ、ずっと寝ているより、起きている方が楽で

普通に着替えて、散歩して陽に当たると気分は

楽になることがわかりました。

 

周りに人の気配がするだけで、安心したのかも

しれません。

 

 

◎発症15日目

 

しんどいのはしんどいものの、少し、昨日よりは

心身が楽になってきました。

 

ただ、頭痛が続くのが、ちとだるい。

 

頭痛や倦怠感は波があるようで、わしの場合、

13時過ぎから18時くらいまでが強くなるよう。

 

外に出られる時は、買い物やら散歩やらで、

その時間、なんとなくごまかしてしまえば、よく

なってくれます。

 

また、椅子に座っている方が楽なので、昼間に

横になることがなくなったせいか、夜はすぐ、

寝つくようになりました。

 

 

◎発症16日目

 

少し熱が出たので、休み休みゆっくり。

 

解熱剤はもらっているので、万が一の時には

それを投入すればいい、というのは心強いです。

 

昼過ぎにはよくなり、ぽつぽつと動いてみるもの

の、やはり疲れやすく、だらだらと。

 

しかし、この日、突然白飯が食べられるように。

 

不思議です。

 

 

◎発症17日目~

 

このあたりから、突然、調子が上がってきました。

 

頭痛はだいぶ薄まり、普通にしている分には、

ぼちぼち快適です。

 

ただ、疲れやすさと心臓や肺の重さみたいなもの

は依然続いていて、ゆっくり動く毎日。

 

メシがうまいってのは、ありがたいです。

 

元に戻ることはないんでしょうけど、徐々に回復

していることを実感できだしたので、正直ホッと

しています。

 

 

長々とですが、これまでの経緯をまとめました。

 

何かの参考になれば、幸いです。

 

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感染経路と初期症状2

やっぱり、罹患すると肺はやられるらしく、少し動くと

息が切れます。

 

今は、ナマケモノみたいに、外に出る時も家の中でも

食事の時もトイレの時も、ゆ~っくりと動いとりますw

 

 

さて、前記事では感染経路の話をしましたが、次に、

初期症状の話も書いておきます。

 

初期症状、前兆のようなものは、正直ありません。

 

わしの場合、発症2日前くらいに微熱が出て、ちょいと

咳き込むこともあったのですが、元々、飲みに出ると、

いつもそんな感じになるので、いつものかあ~と思った

程度でした。

 

なんとなく、だるさがいつもよりは強いかな、という感じ

もあったんですが、それも、連日の打ち合わせと〆切で

バテてるんだろうなあ、と思う程度。

 

ただ、いつもの風邪をひいたか、という感じでした。

 

日頃、風邪のような症状がない人だと、ここで気づける

のかもしれないと思います。

 

が、わしのように、しょっちゅう、熱を出していたり、咳き

込んだりしている人は、わからないと思います。

 

しかし、よくよく思い返してみると、いつもの風邪や飲み

疲れとは違うところもありました。

 

 

まず、頭痛です。

 

酒が入ると、翌日はたいがい頭が痛いんですが、発症

前あたりからは、じわ~っと生温かい手で締められて

いるような鈍痛が続いていました。

 

これも当初は、酒が抜けきっていないせいだと、勝手な

解釈をしていたわけですが、そもそも頭痛持ちではない

ので、1日中続くこの鈍痛には悩まされました。

 

 

次に、だるさです。

 

いつもは、市販の風邪薬を飲んでぐっすり寝ると、翌日

にはスッキリとして動けていたんですが、発症前1週間

くらいは、どうにも倦怠感が抜けず、30分ごとに、横に

なっていました。

 

発症直前あたりは、布団に体が沈み込むようなだるさ

を覚えることもありました。

 

が、それも、ちょっと無理しすぎたかなあ、くらいにしか

思っていなかったのも事実です(^_^;

 

 

あとは、軽いめまいです。

 

わし、めまいなどない人だったんですが、発症前の3日

くらいから、椅子に座っていると、ふうっと意識が遠退く

ようなめまいに、何度か見舞われました。

 

措置入院になった原因の一つが、これだったんですが、

原因はわからずです。

 

担当の先生と話した結果、肺炎の症状が出始めていて、

一時的に酸欠状態が続いていたのかもしれないという

見解で落ち着きました。

 

ただ、当時のわしは、息苦しさはそんなになかったので、

パニック障害を患った経験もあり、連日の飲みで久々に

自律神経にきてしもたかなあ、と思った程度です。

 

 

今思い返してみると、普段の飲み疲れや風邪とは若干

違うところもあったんだけど。

 

……まあ、気づきませんわな(^^;

 

ハッキリおかしいと感じたのは、12日午後、目覚めた時

ですね~。

 

熱はまだ微熱だったんだけど、息苦しさがいつもとは違う

感じはありました。

 

夕方以降、一気に熱が上がった時は、いつものインフル

とも違うと感じました。

 

インフルだと、市販薬でも飲んで寝ると、大量の汗を掻き、

体が熱を冷まそうとするんだけど、いくら市販薬を飲んでも

汗が出ず、熱も下がらないという状況でした。

 

また、インフル特有の関節痛もなく、逆に気だるさは倍、と

いう感じでした。

 

 

そこから約2日、熱が下がらず、13日には、味覚と嗅覚が

一気になくなってしまい、14日の朝には気がついたら倒れ

ていたという流れ。

 

さすがのわしも、ここまでくると、まずコロナに間違いないな

とは思いましたよ(^^ゞ

 

のちに、担当の先生に訊いたみたところ、14日の朝倒れた

時が、肺炎の最初のピークだったかもしれないとのことでした。

 

あ、陽光がまぶしいな、と思ったら、ふっと意識が飛んで、

目覚めた時には床でうつぶせ、大量の汗を掻いてました。

 

入院して血液検査をした限りでは、貧血など、別の症状を

示すものはなかったので、おそらく高熱と一時的な酸欠で

倒れたのだろうという結論でしたが、この倒れ方は、経験

したことがなかったので、さすがにビビりました。

 

 

たぶん、ここに至る前に気づくことが大事なんでしょうが、

正直、当時気づくのは至難の業かと。

 

いつもと違う感じもあったにはあったけど、それはあまりに

微細で、ここでひょっとして……とPCR検査できる人は、

そもそも、かからない気もしますw

 

ただ、いつもの風邪と何か違う……と違和感を覚えたら、

かかりつけに行ってみてもいいかもですね。

 

何事もなけりゃ、それでよし。コロナだったら、周りへの

感染も防げるし、万が一にも対処できます。

 

 

まあしかし、ほんと、前兆やら初期症状がわかりづらい

というのは、厄介極まりないですね。

 

喉とか鼻にくる人もいて、個人差も大きいですが、共通

していたのは「倦怠感」です。

 

とにかく、おいっ! ていうくらい、ひたすらだるいです。

 

意外と、いつもより強くて長引く倦怠感が、重要なサイン

かもしれないですね。

 

ともかく、いつもと何か違うなあと感じたら、かかりつけ

にでも行ってみることをオススメします。

 

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感染経路と初期症状1

昨日から突然、白飯が平気になりました。

いやはやほんと、わけわからん(^_^;

とりあえずは、日にち薬といったところでしょうかねー。

 

さて、みなさん、感染経路やら初期症状というのはとても

気になってるとは思うので、少しだけ書いときます。

 

 

まず、感染経路ですが……。ほんとにわかりません。。。

 

12日が発症日だったので、そこから2週間さかのぼって、

精査してみました。

 

この2週間は打ち合わせが続いていて、近所の居酒屋

だったり、近場の飲食店だったりに出かけてました。

ただ、時短もあり、終わったら帰るという繰り返しでした。

 

感染対策は普通にマスクをしたり、気がついたら消毒を

したりと、ごくごく普通のもの。

 

飲食時マスクは外していたものの、大騒ぎするわけでも

なく、ごくごく普通に飲んで食って話している感じ。

 

ひょっとしたら、それが悪かったのかなあ……と思っても

みたんですけど、この間に会った人たち、濃厚接触者も

含めて、全員陰性、ないし、2週間の経過観察で問題は

なかったので、そういうことでもないのでしょう。

 

帰宅時にはアルコール消毒やら手洗いもしていたし……。

 

気づかないうちに、店内の飛沫をもらっていたのか。

はたまた、どこか触った時に、もらってしまったのか。

 

入院時、担当の先生と話しながら、どこだろうねえ~と

一緒に考えてみたんだけど、結局、結論は出ず。。。

 

担当の先生に聞いてみると、同部屋の人らも似たような

状況で、感染経路が判然としない感染者は多くなってる

とのことでした。

 

思い返すと、普通に対策はしていたものの、どこかしら

やっぱり甘くなっていたところはあったのかもしれません。

 

とはいえ、これ以上ガチガチに対策しなけりゃダメだと

いう話であれば、罹患したくなければ出かけるなと言わ

れているようなものになるし。

 

ほんと、どうすりゃいいの……というのが正直なところです。

 

また、かかったのが、わしだけ、という点も、なんとも惑わ

されるところでもあります。

 

罹患しやすい何かがあるのか、担当の先生に訊いてみた

んですけど、それもないようで。

 

ただ、入院中、看護師さんたちの動きを見ていたら、常に

手は洗って消毒していたし、寝ている時でもマスクをする

ように言われていたし。

 

ともかく、ウイルスが付いたかな? と個人的に感じたら、

その都度、手を洗ったり拭ったりしたり、マスクをしっかり

装着したりするしかないんでしょうね。

 

担当の先生や同室の患者さんの話を聞く限りでは、もはや

クラスターが発生するような場所に出向かない、では感染

予防は難しく、市中感染する可能性は高いと思って、行動

するしかないんだろうな、というのが正直な感想です。

 

感染経路不明事例は確実に増えていますから。

 

ほんと、めんどくさい話ですけど、今、自分が思っているより

少し大げさに手洗いや消毒、マスクの着用をしていれば、

感染は防げるのかもしれません。

 

ビビりすぎて、一歩も外に出ないぞ! と決め込むことは

ないですけどw、いつ、自分がかかってもおかしくないなと

思って行動することが大事だと実感します。

 

長くなったので、初期症状はまた次の記事で。

 

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新型コロナの症状と後遺症

調子いい時に、ぽつりぽつりと書き連ね。

 

新型コロナの症状なんですが、肺炎や味覚嗅覚異常と

いった特徴的なものを除くと、あとはほぼ、ちょいときつ

めの風邪症状といったものでした。

 

ただ、これが延々と続くので、けっこうしんどい。

 

発熱が治まったと思えば咳が出て、咳が落ち着いたと

思うと、吐き気や下痢、息苦しさが襲ってくる……という

ルーティンをずっと繰り返します。

 

その中、急激に肺炎が悪化すると、集中治療室へ送ら

れることになるわけです。

 

わしも、入ってすぐのCT検査で、右肺に白い影があり、

解熱をしながら経過観察となりました。

 

肺炎が悪化する可能性が高いのは、発症直後、または

発症から7日~10日の間だそうです。

 

高熱できつかったのは、たしかにその期間でした。

 

わしは幸い、事なきを得ましたが、退院前に入ってきた

60代とおぼしき男性は、入院の手続きをしている最中

わずか10分も待たずに呼吸が荒くなっていき、まもなく

集中治療室へ運ばれていきました。

 

あまりに急激な悪化なので、ええっ? ええっ? って

感じでした。

 

さすがにちと、ビビりました(^0^;)

 

とりあえず、他人に感染させる可能性の高い期間を抜け、

血液検査等々もクリアし、晴れて退院となりました。

 

新型コロナには後遺症がある、と、ニュースなんかでも

言われていたので、何か出るんだろうなあ……と思いつつ

一つ一つ確かめながら予後を過ごしていましたが。

 

今のところ、以下の後遺症があります。

 

・頭痛

・倦怠感

・不定期の発熱(微熱)

・息苦しさ

・味覚、嗅覚障害

・めまい

 

真綿でこめかみを締め付けているような地味~な頭痛と、

ちょっと動いたり、こうしてキーボードを打っていたりすると

ふうっと電池が切れたように落ちる倦怠感は、発症前や

療養中もずっとあり、継続中です。

 

発熱や息苦しさといったとこは、やっぱり、なんだかんだで

肺をやられてたんだろうなあ、というのが実感。

なんか、血やら酸素が巡ってない感じがあり、しんどいな

……と感じた時、少しじっとしていないと、それらの症状が

出てくるという感じです。

タバコ大好きっ子さんのわしも、さすがに、吸う気にはなり

ませんですな(^^ゞ

というくらい、胸苦しさみたいなのは残ってます。

 

嗅覚は、なんか特定の臭いがすごく鼻に残るようになって、

あーやだなーって感じがするのと、なんだか感じなくなって

いる臭いもあります。

柑橘系の匂いはハッキリとわかるので、このわしが果物を

食べるようになってしまいましたw

 

味覚は、苦味や渋みを強く感じるようになってしまい、茶や

コーヒーといった嗜好品が美味しくなくなってしまいました。

飲んでますけど。

タバコも一度試しに吸ったらゲロマズだったので、もういいや

という感じにはなってます。

 

困っているのは、白米。

なぜか、白米の匂いや味がダメになっていて、無理に詰め

込むと吐き気がするようになってしまいました。

わし、何がなくても白ごはん! やったのに……(T_T)

パンとパスタは大丈夫なので、今は、それで糖質を摂って

いる感じです。

 

酒類は、ニオイを嗅いだだけですさまじい吐き気と頭痛に

見舞われるので、しばらくはダメでしょう。

 

めまいは、コロナは神経に作用するという話もあるので、

自律神経が少しやられてるのかなあ、という感じはします。

 

発症後、意識を失った時は、今思うと、肺炎による酸欠か、

自律神経異常だったのだろうなと思われますが、後遺症と

して残っている今のめまいは、自律神経異常か、眼精疲労

からくる視覚異常なのかなあと思います。

 

このところ、老眼が進んで眼鏡が合わなくなっている感が

あったんで、そのせいもありそうな感じです。

 

異色なところでは、これは後遺症でもないんでしょうがw、

これまで、寝起きはジャージのままでOKだったんですけど、

なんかそのままだとしんどいので、ジーンズとあったか系の

ジャケットといった、ちょい外行き仕様に着替えると、なぜか

楽になるという現象が起きていますww

 

なんか、これまでの不摂生な生活を根本から叩き直されて

いるようで、若干ブルーです。。。

 

とりあえずは、地味~な頭痛と、少し動いただけでふうっと

息をついてしまう倦怠感だけは、早くなくなってくれないかな

とは思いますねー。

 

ひたすらしんどいという言い方がぴったりで、この二つだけは

気合いで乗り切るというレベルではない感じなので、あんまり

続くようなら、仕事の進め方を根本的に変えないと、体力的に

難しいということになってきそうです。

 

まあ、まだ予後3日なので、経過観察をしながらぼちぼち回復

するしかないですね。

 

味覚嗅覚異常は、この際なので、コロナ記念で楽しんどきますw

 

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生還しました

16日より某所に入院していたのですが、本日の午前中、

無事退院して自宅に戻りました。

 

各方面、いろいろご心配かけたり、迷惑かけたりしました

が、とりあえず事なきを得たので、ご安心ください。

 

思うところを書き連ねたいのですが、さすがにまだちいと

しんどいので、とりあえず帰還報告のみ。

 

仕事関係の方々にはまた別途、ゆっくり連絡させていた

だきます。

 

とにもかくにも、闘病中のエール、ありがとうございました。

 

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緊急のご報告

関係各位様

 

週末、高熱が続いて、PCR検査をしたところ、コロナ

陽性と出てしまいました。

 

発症日は12日とみられ、濃厚接触者としてかかる

かもしれない方々には、急ぎ、個別に連絡を取らせ

ていただきました。

 

個別連絡が行っていない方々には、関係のない話

ですが、病状の推移によっては今後のスケジュール

等の変更をお願いすることもあるかもしれないので、

告知させていただきました。

 

いやはやほんと、今回はおいたも控えw、気をつけて

いただけに、それでもかあ……という思いです。

 

どこでもらったんだか、さっぱりわからんですたい。

 

なんかもう、こうなると、罹りたくなけりゃあ外に出るな

って感じですが、そういうわけにもいかんでしょうから、

みなさん、くれぐれもお気をつけください。

 

ちなみに、土曜の晩からの高熱続きは、高熱慣れして

いるわしでも一時意識が飛ぶほどきつかったですが、

熱が落ち着くと、体がだるいなあ~くらいな感じです。

 

頭はぼーっとしてますけどねー。

 

ピークが昨日までの高熱で終わってりゃなあと願うけど、

そう甘くもないんだろうなと思いつつ。

 

そうそう、味覚嗅覚がなくなるというのは本当で、今は、

コーヒーの香りもまったくしません。

 

ただ、酸味は感じるようで、梅干しやスポーツドリンクの

酸っぱ味はわかります。

 

で、発症前に味覚嗅覚がなくなるという話もありましたが、

わしの場合は発症後でした。

 

まだまだ、わからんことの多い病なんでしょうな。

 

保健所からの連絡もまだなので、ほんと、現場の方々は

大変なんだろうなと思います。

 

ともかく、今は自己免疫フル稼働で戦います(^^)v

 

では、また。

 

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