過去はいらんな、やっぱ

徹夜でお仕事ちう。

なのは、仕方ないけれど。

さっきから、目の前を、ちょろちょろちょろちょろ
飛び回ってる小バエと、いつの間にか、うちの
ベランダを寝床にしてしまってる鳩に、

かな~り、ムカついてる、はげさくです。

(ホンマ、なんやねん、こいつら…)







そういえば、

「あたいは、過去になんか囚われないわよ!」

なんて言ってますけど、元々は、けっこう、昔の
ことを思い出しては、あーでもないこーでもない
と、ウダウダ考えてしまう性格だったりします。




けど、昔ほどはひどくありませんなあ。

いつ頃から、ずいぶん、割り切れるようになった
のかと考えてみるに……。




30半ばを過ぎてからですかね?

パニック障害になってからは、あまり、そういう
感じで悩まなくなりました。

(PDはもう、治りましたよん♪)




だってねー。

なんで、こんな病気になっちまったかなあ……
なんて考えてみたところで、もうすでに病気に
なってしまってるわけで。

とりあえずは、直近の発作をどーにかしないと、
なんにもできないわけで。

うじうじくよくよしてたら、発作が襲ってくるので
それどころじゃないわいな。




と思うたんですな。

それほど、PDの発作がきつかったというのも
ありますが。

(ありゃ、二度とイヤやな)




それから、主に、発作を起こしたくないからって
理由で、過去のことは、気になりだした時点で
スバッと捨てるようにしました。

で、病気が治る頃には、なんだかそういうクセ
みたいなものが、ついちゃってましたねー。

で、現在に至る、というわけです。

ヘンな話ですが、病気もしてみるもんですな。







あとは、やっぱり……。














加齢。(爆)














四十の声が聞こえてくると、昔のことより、老い
先を考え始めるんすよ。

残りの人生で、何ができるかなあって。




ダチが死にかけたのも、大きかったかな。

事故とか、自殺なんかで死んだヤツもいたけど、
それは特殊な例としか思えなかったんですな。

けど、同い年のヤツが、普通に病気で死の淵を
彷徨うというのは、衝撃です。

ああ、もう、普通に病気で死ぬこともある歳なん
やなあ……と、実感してしまいましたからなあ。

んで、よくよく気がついてみりゃあ、人生も折り
返し点に来てるわけで。




急に、死がリアルになったわけです。




それからですかねえ。

あんまり、過去を顧みなくなったのは。

過去は、自分を作ってきたものだけど、それでも
もう過ぎた話だし、戻れない話だし。

んなこと気にしてる間に、どんどん歳だけ食って、
何でもない死が近づいてくるわけで。

そう思うと、バカバカしくなっちまいましてな。




まあたまに、あーあ……と思うこともあるけれど、
今はそれも一瞬。

ホンマに、寝たら忘れる程度。

囚われることはなくなりました。




過去を振り返って、反省してとか言うけど、案外、

んなもん、関係ないわいな

と、ノーテンキに、前だけ見て生きるってぇのも、
ありかもしんないですな。




囚われてる間にも、時間だけは確実に過ぎて
ってしまうわけだから。

人生、長いようで短いでっせ。







※けっして、操作をミスって、過去記事を消して
  しまったことの言い訳ではありませんので、
  あしからず。(笑)







そういやあ、武蔵野市に建築中の楳図かずお
さんの紅白屋敷新築問題。

景観を壊すとか、色彩の暴力とか、形の暴力
とか、心身まで破壊するとか言って、住民の
反対を受けてるけど。

こういう話聞くたびに、

日本じゃ、ガウディは生まれんなあ~

と思ってしまうのは、あたいだけ???




 

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